トヨクモ株式会社様

オンライン×オフライン施策でより効果的な顧客コミュニケーションを実現。
企業独自のBtoBマーケティングに寄り添った伴走支援

課題

  • オフラインも兼ねたマルチチャネルでのマーケティングモデルの策定

 

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成果

  • WEBでのオンライン施策とオフライン施策を組み合わせて、イベントの認知・集客を向上


(フュージョンのご支援内容)

  • 自社サービスの認知拡大、イベントの集客促進、キャンペーン考案

  • 上記に伴うマーケティングツール(DM・チラシ・Webバナー・メルマガなど)の企画・制作

トヨクモ株式会社様の事業内容

「すべての人を非効率な仕事から解放する」
トヨクモ株式会社は、クラウドを使ったテクノロジーとアイデアで、すべての人を非効率な仕事から解放するサービスを提供するSaaS企業です。
     
クラウドサービスは、15,000契約超え。従来に無いサービス着眼点、簡単な操作、シンプルな機能と分かりやすいユーザーインターフェイスで、 日常的にパソコンやスマートフォンを活用していないIT初心者の方にとっても、安心して利用できるサービスを提供し、 企業における情報化の第一歩を支援しています。

トヨクモ株式会社について:トヨクモ株式会社公式サイト
フュージョンがご支援している製品サイト:トヨクモ安否確認サービス2Toyokumo kintoneApp

今回は、フュージョンへダイレクトメールをはじめとしたオフラインマーケティング施策の支援をご依頼頂いた理由や、印象に残ったことなどについて、中井様にお伺いしました。

トヨクモ様事例写真1

(左)フュージョン株式会社 アカウントプランナー 宇野 早智
(右)マーケティング本部 プロモーショングループ マネージャー 中井 康喜様


「顧客起点」を大事にしたトヨクモ様のマーケティングとその背景

―はじめに、中井様の担当されている業務を教えていただけますか。

トヨクモのマーケティング本部 プロモーショングループのマネージャーをしています。
2020年に新卒で入社し、カスタマーサポートグループで顧客のサービス活用支援の業務を経て、現在はメンバーのマネジメントやサービスの販売戦略の設計、テレビCM・Web広告などのプランニングなど幅広く担当しています。


-御社では「従来のBtoBマーケティングのやり方(THE MODEL)を踏襲するのではなく、自社のマーケティング戦略を模索して実行している」とのことでした。その背景をお聞かせください。

大事にしているのが「顧客起点」です。
BtoBのSaaS企業において一般的には、資料ダウンロードなどで顧客の個人情報を集めて、インサイドセールスが架電して商談に繋ぐ方法が多いです。この手法では、社内の目標達成のために、関心が薄い顧客にも架電する場合が多くあります。
そのようなお客様からすると、資料ダウンロードのために情報を入力したり、電話がかかってきたりすることが負担になる可能性が高いため、「顧客起点ではない」と弊社では考えています。
そのため、資料ダウンロードでは個人情報を取らない、メール・電話も関心が薄い層にはコミュニケーションを取らないということを大事にしています。

トヨクモ様事例写真2

 

オンライン施策をオフライン施策でカバー。施策の組み合わせでイベント集客に成功

―そのようなBtoBマーケティングを行うなかで、フュージョンにダイレクトメール施策の支援もご依頼いただきました。ダイレクトメール施策では、どのような顧客をターゲットに考えられていましたか。

オンラインで接触できない顧客です。新規獲得や既存顧客へのクロスセルのためにオンライン施策を行っていますが、普段からWEBで情報検索しない方が一定数いらっしゃいます。
弊社からお客様にメールを送っても開封率は40~60%がほとんどなので、残りの方々に接触するためにオフラインのチャネルが必要ではと考えました。

―デジタルマーケティング全般を行った上で、新規開拓だけではなく、既存顧客とコミュニケーションのための媒体のひとつとして、オフラインも併用する形を取られているのですね。

そうですね。おっしゃるとおりです。

 

―フュージョンに支援を依頼したきっかけを教えてください。

DM大賞受賞実績で、長年連続受賞されているのを知ったのがきっかけです。
知人から、「DM大賞の受賞歴がある会社が良いのでは」とアドバイスをもらい、調べたときに御社を見つけました。
freee様のDMはトヨクモにも届いていたこともあり、事例が印象に残りました。
チョコレートを取り入れたのは面白いと思います。


―何社かご検討されたなかで、フュージョンを最終的に選んだのは、どのような理由でしょうか。

他社でダイレクトメール施策を行って実績が出たため、ダイレクトメール施策にさらに取り組むために、フュージョンも検討に挙がりました。
フュージョンは時間をかけて企画を考えてくれそうな印象があり、品質が高いことからDM大賞でも受賞実績があると思っていたため、力を入れたいキャンペーン施策で採用しました。
ただ初回の施策については、想定していたほど結果は出ませんでした。

 

クライアントのためにしっかり考え、クリエイティブに落とし込む提案力と伴走力

―その後、複数の案件でご支援の機会をいただいています。
既存顧客向けのイベント集客DM(トヨクモkintoneフェス2024)も企画・制作を行わせていただきました。

実績としては2%程度の申し込みがあり、ダイレクトメールを経由しない申し込みにも貢献したと思っています。
ダイレクトメールが認知のきっかけに繋がったという数字は取っていないものの、到着時期に申し込み数が増えたことから、ダイレクトメールを見ていただいたと考えています。

 

トヨクモ様事例_DM写真1

トヨクモ様事例_DM写真2イベントで得られるベネフィットやコンテンツの豊富さを賑やかに表現し、顧客の認知と行動に寄与した


―初回施策で結果が出なかったものの、現在も引き続きフュージョンに複数案件を依頼いただいている理由は何ですか?

2回目に依頼したとき、初回のミーティングまでにDMのイメージのラフを制作していただいたことが印象的でした。
発注が決まっていない段階では、他社さんだとそこまで練っていただいたことがなかったので。

 

トヨクモ様事例_DM写真3実際の提案書(トヨクモkintoneフェス2023のダイレクトメール施策クリエイティブ)

 

あとは、フランクですね。親しみやすいです。(笑)

トヨクモ様事例写真3

 

―ありがとうございます。フュージョンでは、上から目線でのコミュニケーションを取るというよりも、隣で伴走する姿勢を大事にしていますね。

提案のためにプロジェクトメンバーでたくさんディスカッションしているという話も聞いて、それだけちゃんと考えてくれているんだなと思いました。

 

トヨクモ様事例_DM写真4実際の提案書(マーケティング施策のためのターゲット分析、仮説、企画の戦略整理など)

 

―ありがとうございます。フュージョンはどのような課題を抱える企業におすすめできますか。

企画力が高く、特にターゲット情報の整理が丁寧なので、自社の顧客の解像度があまり高くなく、プロモーションのやり方に悩んでいる企業には良いかと思います。
弊社は自社サイトに多くの事例を掲載しているのですが、アカウント担当の方がそれをしっかり読み込んで考えて、クリエイティブ担当の方がクリエイティブに落とし込んでくださっていて。顧客分析に合わせた施策の企画設計やクリエイティブ制作など、そのあたりがまだできていない企業はとても助かると思います。

 

 

今後の展望

―今後は、トヨクモ様はどのようなマーケティングを目指していますか。

弊社のリードを取らない戦略において、「顧客起点」「データドリブン」「コンテンツのスタバ化」「No form, No spam, No cold call」の4つを重要なキーワードと位置付けています。
この戦略で製品導入数を増やしていくためには、WEBだけではなく、今後もオフラインチャネルも使ってしっかり届ける必要があります。


―マス広告からコンテンツマーケティングまで幅広く手掛けられているということですが、少しでもご支援になればと思います。
最後に、フュージョンへのご意見・ご要望などはありますか。

言われたことをやるだけの会社も多いと思いますが、今後も一緒に働いているくらいの気持ちでアグレッシブな提案をいただけると嬉しいです。

 

【関連サービス】
BtoB向けダイレクトメールサービス


※記載されている情報は取材時点のものです。サービスの名称や内容が最新の情報と異なる場合があります。
最新の情報は各社サービスサイトをご確認ください。

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