社長ブログ(アーカイブ)|フュージョン株式会社

フュージョンは「花を植える人=The Marketer」の集合体になりたい|フュージョン株式会社

作成者: 佐々木 卓也|Jun 21, 2020 3:00:00 PM

先週は約3か月ぶりに東京オフィスで仕事が出来ました。
こんなに間が空いたのは本当にしばらくぶりでしたので
東京オフィス勤務のメンバーと直接顔を合わせ挨拶出来、本当に嬉しかったです。
慎重な移動が続きますが、気を付けて行きたいと思います。

さて表題の件。
当社のコアバリューの一つに「The Marketer」があります。
https://www.fusion.co.jp/about/vision/

 心に届ける。心を動かす。
 成果に貢献し、さらなる価値を創り出すために。
 人の心に目を向け、その変化をとらえ、思考し続けよう。

と定義しています。

そして「花を植える人」は数年前に社員の一人が全社朝礼で発表した話です。
凄く印象的で「The Marketer」を体現している話だったのでよく覚えています。
____

知人の職場前の道路柵前に、違法駐輪が無くならず
職場の人も、付近の住民も困っていました。

困った会社の人が区役所に連絡すると、
すぐに役所の人が来て確認し「違法駐輪禁止の看板」を設置してくれました。

しかし、自転車は駐輪され続けルール違反は無くなりませんでした。

それを見ていた社内のエンジニアが、
道路柵前に「花」を植えていきました。

するとどうでしょう。

「花」を踏みつけてまで駐輪する人はいなくなり、
あれだけ皆が困っていたルール違反の駐輪がその場から居なくなったのです。
___

マーケティングとは何でしょうか。

コトラーの言葉では「人間や社会のニーズを見極めてそれに応える事」です。

行動変容、態度変容という言葉がありますが、
「相手の反応、レスポンスを得るにはどうしたら良いのか」という
課題に対して真摯に向き合う姿勢が大事です。

売上を上げるために、単純に割引やポイント倍セールだけが
課題解決の方法では無いと思います。

「花を植える人」の様に、多大なお金をかけなくても、
ヒト・モノ・カネ・ジカンの制約条件がある中で、
顧客の立場に立ち知恵を絞る事が出来る人、
これが「The Marketer」だと思っています。

現代において、マーケティングに関係無い職業は無い、と思います。
経営=マーケティング活動そのもの、という経営者もいます。

当社はクライアントの期待に応える為に、
全員が「花を植える人=The Marketer」の集合体になりたい。

その先に、自ら掲げたpurposeとしてマーケティング活動を通して
人間味や体温がある社会を創りたい、そう願っています。

写真はシリコンバレーGoogle本社キャンパス内の
完全乗り捨て自由!の自転車です(笑)

Think out!
最後まで読んで頂いてありがとうございます。