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人前でお話しする機会が多くなり、最近考えている事。

佐々木 卓也
2017-06-19

毎年、年間平均10回程度のセミナーなど、沢山の方々の前で話す機会があります。特に今年の6月はその機会が多い月度でした。
お話しさせて頂いたのは、
①個人投資家向け会社説明会
②大妻女子大でのダイレクトマーケティング講義
③一日中小企業庁イベントでのパネルディスカッション
で、聴講者とテーマはそれぞれに異なるものでした。

①「個人投資家向け会社説明会」は、IR活動の一環として、札幌証券取引所主催の東京でのイベントに参加したものです。
当社は一般の方にはわかりづらいカタカナ職業・業界ですが未来の株主にあたる方々に対し、わかりやすい言葉を使い、自分たちの事業内容を良く理解してもらう事に重きを置き、お話ししました。
終了後の数十名以上のアンケートには、「話が分かりやすかった」との感想がとても多く、安心しました。

②「大妻女子大でのダイレクトマーケティングの講義」では消費者心理を学び、研究する数十名の大学生に対しての講義でしたが、社会に出る前の学生に、マーケティング活動を実際にビジネスとしている当社の現場を「仕事」として意識してもらえるように心がけました。
最終の成果物の説明や、クライアント企業との価値の交換についてもお話ししましたが、質問も(先生からも沢山)頂けたので良かったと思っています。
売手市場でもありますので、あまり就職には困っていない感じでしたが、社会に出る前に一生懸命吸収しようという気持ちは伝わりました。

③「一日中小企業庁イベントでのパネルディスカッション」では中小企業の経営者向けに、事業承継についてディスカッションしました。
パネルディスカッションはコーディネーターの仕切りが重要ですが、コーディネーター役の大学の先生が上手で登壇者がまんべんなく発言出来ていました。
経営には答えが無いですし、それぞれの企業の歩みは違うので自身の経験を話すのは気が引けましたが、事例を沢山お伝えする事で、意思決定の役立ちになればと思いお話ししました。
逆に私自身も、官庁がどんな事を考えて制度設計をしたり、支援をしているかを知る良い機会となりました。

人前で上手く話す事は、何年たっても緊張します。いつも考えるのは、まずは自分自身を知ってもらうこと。そして聞いている方の役に立てる話になっているか。
沢山の方々の前で話をすると、どうしても一方通行になりがちですが一つでも良い情報を持って帰ってもらえるよう励みたいと思っています。

「発信するところに、情報は集まってくる」とよく言いますが、「発信しないところに、良い情報は集まらない」と心がけ活動していきたいです。


Think out!
最後まで読んで頂いてありがとうございます。

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