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より「シナリオ志向・プログラム志向」に変化するキャンペーン設計

佐々木 卓也
2014-12-09

最近はEC通販事業社、またECをサポートする事業社の方々とお話する機会も増え、
彼らのデジタルネイティブなデータ重視経営に感銘を受ける事が多いです。

特にプロモーション分野においては全ての事象が結果としてデータ化されます。
そのデータに基づいて、スピード感をもってトライアンドエラーを繰り返す事で最適化を目指すと
皆さん至極当たり前、当然の様に話をされるのですが、
リアル店舗を持つ小売業のお仕事を長くしている立場からすると、
その違いを強く感じます。

その中で、カスタマージャーニーからのキャンペーン設計についての話がありました。
※カスタマージャーニーについては過去ブログはこちらからどうぞ。
リレーションシップ(関係構築)とトランザクション(購買結果)の
 間にあるもの。 カスタマージャーニー(CJ)という考え方。

再購入のための引き上げ施策、離反顧客へのアプローチ施策等、
目的に合わせてキャンペーン設計をする際に、
今までは単純にDM・メールを送る、チラシを配布する、バナーを出稿する、といった
「単発な販促施策」について購買等のレスポンス率、CPO、ROI等を測定し、
効果がある・無しを判断する、といった事が多かったですが、
最近はメールを「見た人・見ない人」「DMに反応した人・しない人」両方を想定して
それぞれにどんなアプローチをしてその結果(申込みや売上)を最大化するかが重要視され、
そのシナリオを時系列で考え、設計する事が多いです。

簡単なシナリオ例
121002.png

先日参加したアメリカのマーケティングイベントでも
同様の考えでレスポンスアップを実現する会社も登場し、
そのトレンドを感じたところでした。
DMやメールの未反応者を判別し、
48時間~72時間以内に再度アプローチをする施策を自動化する提案です。
121001.jpg

分析データやレスポンスデータを確認してプログラム志向で
キャンペーンシナリオをプラン出来る人材はまだ不足していると思いますが
今後はより一層重要性が増す分野だと思っています。
キャンペーンシナリオでお悩みの方は是非弊社にご相談くださいませ!

Think out!
最後まで読んで頂いてありがとうございます。

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