先日アメリカのニュースにて、いよいよテレビ放送の
広告売上をインターネット広告の売り上げが超えた!とニュースになりました。
4兆円規模までインターネット広告が成長しています。(前年比17%)
※インターネット広告の業界団体Interactive Advertising Bureau(IAB)の発信。
日本でもトラディショナルな広告マンから、WEB広告マンまで、
大きなトピックとして発信していました。
(日本も数年で追随していく予想と感覚があるのでしょう)
爆発的なインターネット広告の成長の理由の一つとして、
「アドテクノロジー」というキーワードがあります。
最近略して「アドテク」という言葉をよく目にする様になりました。
アドテクノロジーとは、
「主にWEBサイト中心に広告を表示する領域を提供し」、
「効果計測可能(効果や収益)」な形で
「特定の領域、または受け手の属性、表示ロジックに従って広告を配信する仕組み」
その全体を言うと私は理解しています。
日本でも大手のWEBマーケティング会社を中心に、
アドテクノロジーの専門会社や専門開発部署も出来始めていますし、
関連サイトや関連本等も沢山出ています。
この流れは2010年くらいからホットになってきていましたが、
テクノロジの進化とともに2014年になって
さらに加速度が上がっている気がします。
「アドテクノロジーが進化するとどんな未来が待っているのか。」
ふと考えました。
安価且つ簡単で大差が無い、同じ機能のアドテクを活用出来る様になる近い将来、
今は一部の先進的な企業の取り組みだった事が
どんな企業でも取組可能になると思います。
そうすると「自社のポジションニング」「自社の差別化」を
テクノロジでは見い出せなくなります。
その時に企業が考え始めることは
テクノロジを活用する前の
「顧客を想う直接的な気持ちをどう伝えるか」
テクノロジを活用した後の
「来店や購買した後のフォローをどうするか」
「満足感・信頼感をどうやって醸造していくか」
テクノロジーを活用する事で誰でも似た様な「デジタルなコミュニケーション」を
可能にした後に
「アナログなコミュケーション」をどうやってさらに上に積むのか。
または下支えとするのか。
そんな事を真剣に考えている企業、もしくは今から取り組む企業がまた
揺り戻しの様に増えるのではないかと思っています。
そうです、未来はきっとアナログだ!と私は思っています。
昭和歌謡が好きだから、アナログだと叫んでいるわけではありませんのであしからず(笑)
Think out!
最後まで読んで頂いてありがとうございます。