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数字は「価値」を表していると感じているか!

佐々木 卓也
2014-02-10

データ分析のミーティングやプロジェクトで

クライアントと一緒に数字を見ている時間が長いと

インデックスが高い低い、時系列で減った増えたを

現象面を伝えたり、表現するその作業ばかり気になって

なぜその状態になったのかわからなくなる瞬間があります。

個人的には「なぜそうなった?」と感じ考える事が、分析する上で

一番大事なスキルのではないかと思っています。

数字は「価値」を表していると思います。

企業の数字であれば、その企業が社会に与え、与えられている価値、

社会の数字であれば、人々の暮らしや教育、経済や政治・国の現在の価値。

なかなか出来ないのが、

数字を通して「背景」「環境」や「経緯」、「相関」「要因」を感じる事。

最近のビックデータブームやデータサイエンティストといったワードに

乗って肩書を持ってる人はたくさんいますが、

果たして出来ているのか疑問な場面にも出くわします。

例えば身近な話で・・・

なぜトマトを買う人の25%はチーズを買うのか?

なぜヨーグルトとサラダ買う人は同じ世代なのか?

なぜキノコの山より、たけのこの里の方が売れているのか?

現象面だけわかっても、「背景」や「要因」を感じられないと

それは分析ではなく、報告にすぎないのです。

そしてもっと大事なのは「目標・目的」「未来」を感じられる事だと思います。

データ、数字から「気」みたいなものを感じられると

その価値が何倍にもなる機会を得るのかもしれません。

もしくは「気」を数字で表せると、最短ルートを通る事が出来るのかもしれません。

私が今まで出会った優秀なマーケターは、大抵この「感じるチカラ」が凄く強いで す。

何やら最後は抽象的ですが(笑)弊社のスタッフ含め、

数字を集計・表現するチカラと同時に、

数字を感じるチカラを養って欲しいと強く願っています。

Think out!

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

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