社長ブログ(アーカイブ)|フュージョン株式会社

「サービス」と「事業」の境界線なんてものは存在しない。|フュージョン株式会社

作成者: 佐々木 卓也|Sep 16, 2012 2:00:00 PM

弊社クライアントの中に、

「新価値開発」「新規事業開発」「新事業戦略」といった

部署・チームが一昨年程前から各社毎に立ち上がり、

マーケティングのお手伝い、相談が増えて来ています。

経済や社会の変化に対応する企業姿勢が、組織に表現されていると解釈しています。

さすが新規部署に抜擢される方はバランス感覚や推進力を持った

優秀な方が多く、私自身も非常に刺激を受けています。

新しい価値を生み出し、企業内で柱となる新しい事業とする仕事。

やはり簡単な事では無く、企業資産をどうやって活用し、

お客様から対価を得るビジネスとするかは机上だけでプランを練っても

中々新しいビジネスアイディア、利益を生むアイディアは生まれない様です。

一番悔しいのは・・・

儲からない事がわかると、

途中で「サービス」「ブランディング」と言う言葉で置き換えてしまう事です。

企業の中で、利益を生まない施策を「サービス」、「ブランディング」と

仕分けしてしまう事は私自身非常に危険な考えだと思っています。

「サービス」も「ブランド」も、マーケティング的に考えると

本来は本業の利益を上げるために実施しています。

初めから利益を生まない、とするならば、そもそものアイディアの起点が違うはずで す。

どんな事業も始めから上手く行くわけではなく、(上手く行く場合もあるのでしょう が)

先人の投資と育成、我慢と粘り強さで利益を生んできたと思います。

大企業ほど、スピード感を持った「結果」を求められる時代ですが、

IR発表を意識してのニュースソース部署にならないように、

投資と我慢で新しい事業を育てて欲しいと思っています。

弊社のミッションはその事業の成功への最短ルートを一緒に見つけること。

そう思って日々お手伝いしたいと思います!

Think out!

最後まで読んで頂いてありがとうございます。