オリンピック盛り上がっていますね。
寝不足の方もいるかと思いますが、
私は中々最後まで起きていられず、子供の様に途中で寝てしまう毎日です(汗)
その中で興味深い記事を目にしたのでご紹介します。
女子サッカーなでしこジャパンのゲームメーカー、
宮間選手の記者からの質問と、それに対するコメントです。
●記者からの質問
「アメリカの選手たちはフィジカルが強くコンタクトプレーでは
日本はどうしても不利になる。ロンドン五輪ではアメリカとの再戦も予想されま
(ワールドカップと同様に)再び勝利を収めるためには、何が必要だと思います
●宮間選手の受け答え
「昨年のワールドカップのような運も必要ですし、
運をたぐり寄せるための努力も必要だと思います。
そのうえで、日本とアメリカとの間にあるのは
「差」ではなく「違い」だという発想が大事になるでしょう。
たとえばフィジカルを「差」ととらえてしまうと、
アメリカのようにフィジカルの強いチームを目指さなければならない。
これは私の持論ですが、フィジカルの強さは「決定的な勝利の要因にはならない」
けれども、フィジカルの弱さが「負ける要因にはなる」ので、
ある程度、フィジカルのトレーニングは必要です。
だけど、それによって(差を埋めることで)勝つのではなく、
「違う」点で勝負をすることが大事だと思っています。」
記者からのとっさの質問に対して、この受け答えに、
私は彼女に対してもの凄くインテリジェンスを感じてしまったのですが、
(実際彼女の試合中冷静なプレーや試合後の立ち振る舞いにも表れていると思いま
企業にとって、社会人として置き換えた際に、同様の事が言えると思います。
大企業の組織力や資金力を「差」として目指すのではなく、
「決定的な勝利の要因にはならない」として、大企業との「違い」で勝負する。
(もちろん組織力や資金力を鍛えることは大事です)
自分ではかなわないという、学歴?職歴?能力?を「差」として目指すのではなく、
かなわないと思う人と自分は何が「違う」のかを考え勝負する。
他社や他者との「差」ばかりを考えて、あれが足りない、これが足りないという前
自社と他社との「違い」は何なのか。
自分と他者との「違い」は何なのか。
しっかり考える必要がありますね!(我々のスタッフ特に。笑)
最後に・・宮間選手のフランス戦後の振る舞いがNBCに称賛されています。
「A moment of true sportsmanship」
うーん、素晴らしいですね!瞬間をおさめるカメラマンも素晴らしいです。
Think out!
最後まで読んで頂いてありがとうございます。