「インバウンドマーケティング」ってワード、知っていますか?
インバウンド(inbound)は
「入ってくる、内向き」といった意味があり、アウトバウンドと対義語です。
「インバウンドマーケティング」とは・・・
企業が消費者を見つけるために、外向きにアクションするのではなく、
WEBテクノロジを活用し、サーチエンジン、ブログ、youtube、ポッドキャスト、SNS
「消費者から、いかに発見されるか?」を考えて活動するマーケティングです。
(コールセンタで電話を受ける、というのとはちょっと違います。)
インバウンドマーケティングがテーマの本も出版されています。
・洋書 『Inbound Marketing』
・和書 『インバウンドマーケティング』
「あなたが消費者を探す必要はもうなく、消費者があなたを探してくれるようすれば
いいのである。」
「あなたが何を言うかではない。 他人があなたについて何を言うかだ」
従来のマーケティングから考えると、なかなか強烈なメッセージですね。
購買における意識や行動は、益々多様化・細分化しており、
自身の情報リテラシーが高く、「自分で情報を集めて取捨選択出来る」消費者が増え
企業が一方的に誘導するのではなく、
「発見してもらう」
「変化対応し合わせていく」
「気に入ってもらう」
企業は活動をより強化する必要があるようです。
その為には・・・
継続的に上質なコンテンツ(商品の宣伝以外も含む)を提供すること
拡散するための努力と、信頼関係を生むための努力を怠らないこと、
が大事になってくると思います。
大手コンビニは、20以上のSNSを運営・情報発信しており、
担当部署担当者を設置した、という記事も先日ありました。
最近のメーカーが注力している「オウンドメディア」の構築も、
インバウンドを目的としてアクションの一環と考えられます。
これからはテクノロジを熟知した、
「インバウンドマーケティング担当者」が企業に居ないと
消費者対応に後れを取るかもしれませんね。
Think out!
最後まで読んで頂いてありがとうございます。