私たちの会社では、会社全体に対して有益な情報発信も評価軸の一つなのですが、
先日グループウェアでスタッフが発信していた資料を読んで
非常に興味深かったのでご紹介します。
「米国小売業界におけるオンライン・モバイルコマースの普及動向」
という資料をJETROの方がうまくまとめています。
・ブラックフライデー(サンクスギビング後の商戦)とサイバーマンデーの推移
・モバイルコマースの市場規模が2016年には5倍に
・リアル小売業とネット小売業の売上げ動向比較
などなど・・
特に私が気になったのは、
「実店舗中心の小売事業者の状況とオンライン販売事業の動向」の記事です。
・日本の小売業同様、大手実店舗小売業チェーンもオンライン販売に注力している。
・実店舗だけの魅力では、オンライン販売事業者に販売コスト、価格競争力の点で
なかなか太刀打ちできない。(特に州ごとの売上税の関係もあり)
・フラッシュセール、SNS(特にfacebook・pinterest等)での集客、
価格比較・レコンメンデーション等の意思決定ツール等、
オンライン販売業者と同様にテクノロジを活用するようになった。
・ウォルマートの中国のネットスーパー事業者の買収、
ニーマンマーカス、メイシーズ等のオンラインによるグローバル進出
ますますオフラインとオンラインの境界線は無くなり、
企業のOtoO戦略は益々加速している日本と同様の流れを強く感じた次第です。
一昔前は米国と日本の小売業は販売手法が違う、と良く話がありましたが
オンラインの世界では、テクノロジ活用面で共通する部分が多いのかもしれません。
日本の小売業はもっと情報を集める必要ありますね。
Think out!
最後まで読んで頂いてありがとうございます。