最近IT関連、経営戦略関連の記事で、
「ビッグデータ」という言葉が躍っています。
ウィキペディアでは・・・
通常のデータベース管理ツールなどで取り扱う事が困難なほど
巨大な大きさのデータの集まりであり、
その「格納」「検索」「共有」「分析」「可視化」などに困難さを伴う。
とあります。
最近では単にデータが大量にある、というより
WEB閲覧ログや、モバイルメール送受信ログ、センサーログ、SNSログ等の
「リアルタイム性の高い大量のデータ」に対して言う事が多い様です。
現段階でのIT業界でのトレンドワードあることは間違いありません。
まさしく「格納」「検索」「共有」「分析」「可視化」するための
格納ストレージや分析可視化システム開発に関わる、新市場をIT業界は期待していま す。
(ただし記事の中で話をしているのは、ベンダーの方々ばかり。
肝心の「ビッグデータ」を所有している企業の話がほとんど無いのが気になります が・・・)
その昔、データマイニング、という言葉もトレンドだった時代がありました。
データマイニングツールを使って大量データから宝を掘り起こす。
数千万円のマイニングツールを導入して、何を見つからず(気づかず!?)
無駄にした企業もあったかと思います。
ビッグデータがより「リアルタイム性が高いデータ」ということは、
分析結果から「リアルタイムに判断を求められる」という根本的な課題があります。
テクノロジーの進化とともに、使いこなす企業・組織・人間に対して
進化・変化も同時に求められている、という事を強く感じています。
ファクト且つビッグデータの分析結果を経営判断に瞬時に活かし、
組織・チームが反応する、これからの企業経営に必要な要素になるのでしょう。
「何のテーマを」「いつからのデータを」「何の目的のために」分析するかを
クライアントと一緒に考え続け、テクノロジを活用する立場の私たちの出番も増えそ うです。
Think out!
最後まで読んで頂いてありがとうございます。