先日大手ECモール運営会社の方とお話しさせて頂いた際に
紹介された会社があります。
皆さんはCriteo(クリテオ)という会社ご存知ですか?
フランス発グローバルWEBマーケティング企業です。
主なサービスとしては、過去のWEBサイト閲覧履歴をもとに
購買に結びつきそうな商品をレコメンドしながら、バナー表示の領域の中で、
「商品写真のサイズ」「ボタンの色」「ボタンの位置」「キャッチコピー」等を
独自のアルゴリズムを持って自動的にA/Bテストを繰り返し、
最適化していくエンジンだそうです。
自分が何気なくクリックしたその「詳しくはコチラ」ボタンの色や場所は、
数万通り、数百万通りのバナー表示のA/Bテストを繰り返して表示されているとの 事。
低コスト且つ、自動的に、効率よくA/Bテストを繰り返しながら
最適化するこの仕組みに、私自身衝撃を受けました。
実際採用しているこのECモールの方に言わせると、コンバージョンが何倍も違うと 事。
日本でもこのような仕組みの開発企業、サービス提供者が
一時期のレコメンドシステムのベンダーの様に増えるのではないかと思います。
ダイレクトマーケティングの世界では、
ダイレクトマーケターのプロとして、
「テストの重要性」を大きな単元として学ぶ必要があります。
WEBマーケティングの世界で急激に発達している、
いわゆる「A/Bテスト」は数十年も前から様々な媒体で実施されてきました。
しかしながらダイレクトマーケティング分野において、
米国と日本の大きな違いの一つとして、A/Bテスト含む
この「テストの重要性」を理解している企業が少ない、と感じています。
逆にお話を伺っていると、国内で成功している企業は、
テストに時間とコストをかけているケースが多いです。
ターゲッティングやセグメンテーションと同時に、
何が良かったのか悪かったのか、テストを通じて学びとる事が、
最終的に大きな成果を挙げる最短ルートと強く思います。
何を持ってテストとするのか、何を成果とするのか等、
課題している方がいらしゃいましたら、是非弊社にご相談頂ければと思います。
Think out!
最後まで読んで頂いてありがとうございます。