先日ボストンで実施されたDMAイベントに参加してきました。
一年に一度開催される、世界中のマーケターが参加する大きなイベントです。
※DMA(ダイレクトマーケティングアソシエーション)
世界的なダイレクトマーケティングの組織です。
フュージョンも数少ない日本企業として加盟メンバーです。
今回渡米の目的はこのイベントへの参加、
現地マーケターとのディスカッション(Ron Jacobs氏)、
世界的なマーケティング会社として有名なexperian社presidentとのディスカッショ ンが目的です。
DMA2011のテーマは「リアルタイム・マーケターズ」
Twitterやfacebook等ソーシャルメディアの発達で
「人と人のリアルタイムな繋がり」が可能になり、
それらを活用したビジネスを期待、展開したいと思っている企業が
増えている事で例年に無く盛り上がりを見せました。
Twitterのco founderと、facebook Vice-presidentの話を聞けたのですが、
その話の中で佐々木が感じる、「共通点」と「相違点」がありました。
「共通点」は・・・
Twitterはたった二週間でプロトタイプが完成、
facebookも大学のコミュニティからスタートということで、
企業のビジネス活用は可能性がある、と言い切りながらも模索中という話をしていま した。
そもそも物が売れるという過程を考えた時に、
一つの要因や仕組みだけでは難しい時代なので
ソーシャルメディアがあればビジネスが上手く行く!なんて話は彼らにしても
言い切れないのかもしれません。
今日本ではやっている、facebookで商売繁盛!という書籍やセミナーは
もしかしたら相当偏った話かもしれませんね(汗)
「相違点」は・・・
Twitterは「まずはじめにコンテンツが大事」
facebookは「まずはじめに繋がっている人の数が大事」
コンテンツに魅力があるから、ツィッターは人が集まり、
フェイスブックは繋がっている人が多い方が、発信力が高まる
まさしく卵が先かニワトリが先かみたいな話ですが・・・
これは基本的に「Twitterが匿名」と「facebookが本名」が関わっていると思うので すが、
匿名だと「コンテンツありき」で興味のある人が集まり、
本名だと「人自身のステータスや略歴、交友関係」があれば人が集まるので
コンテンツは後からでも良い、といった事が考えられるのかもしれません。
どちらにしても、とても興味深い話でした。
まだまだトピックと気づきを得た出張だったのですが、ここでは伝えきれません!
ぜひ佐々木にお声掛けください(笑)
Think out!
最後まで読んで頂いてありがとうございます。